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口臭の原因である「舌苔」を3日で除去できたカンタンな方法

公開日: : 口臭の予防

口臭を気にする女性

口臭の原因の90%は口腔内にあると言われています。つまり、歯垢(プラーク)や歯石、それが原因で起こる虫歯や歯周病などが、ニオイの発生源なのです。

口の中に生じる原因のひとつに、虫歯など以外に「舌苔」(ぜったい)があるとされています。

舌苔とは、舌の上(表面)にできる、白いコケのような汚れのこと。この舌苔は誰の舌にもあるものですが、表面積が増えたり、層が厚くなったりすることでニオイの強い口臭が発生してしまうらしいのです。

今回は、わたしがその舌苔を自分なりの方法で撃退した方法を説明します。

もともと舌苔ができにくい体質だった?

わたしは、もともと舌苔の少ない人間でした。というのは、兄が非常に口腔ケアにうるさい人で、自身は舌ブラシなどで毎日、舌苔ができないようにケアをおこなっていたのですが、何もしていないわたしのほうが舌苔が少なかったのです。

兄は「なぜだ…」と不思議がっていましたが、わたしはケアいらずで口腔内を清潔にできている自分に満足していましたし、そんな自分は口臭があまりないのではないかと浮かれていました。

しかし、仕事が忙しくなり、ストレスを感じたりお酒に助けを求めたりする日々が続いたある日。ふと、歯みがき中に鏡を見ると舌の表面には白い汚れがビッシリ!…ああ、ついに自分の口の中でも舌苔の侵略がはじまったのだ、と実感しました。

それからは、毎日、口臭が気になって仕方ありませんでした。

こんなブログを書いている関係で、口臭が他人に不快な思いをさせることをよく認識していました。そのため、自分の口の中が不潔になっていると思うと、他人との会話にも積極的になれないものなのです。

このままでは余計にストレスがたまってしまうという焦りと恐怖がありました。そこで、いままではしてこなかった舌苔の除去をしようと思い立ったのです。

そして、なんとたったの3日間で舌苔の撃退に成功しました。ずいぶんあっけなくて、自分でも驚いたのですが、鏡を見たら本当に舌がきれいなピンク色になっているのです。

もちろん、うっすらと白いものは残っていますが、まったく舌苔のない人間はいませんので、ある程度の汚れが残るのは問題ありません。

たったの3日間で舌の表面をきれいにできたわたしがおこなった方法とは、いったい何なのか。以下に、詳しく説明したいと思います。

生活習慣を整える

3日間で舌苔の症状を改善したとのことで、何か特別なことをやったのではないかと思うかもしれません。でも、実はほとんどの人が思いつくことしかやっていません。

まずひとつめが、「生活習慣を整える」です。具体的には、毎日飲んでいたお酒を隔日ペース(1日おき)にして、寝る3時間前には食べ物や飲み物を摂らないようにしました。

舌苔ができる原因のひとつが、胃腸の調子が悪いことだといいます。わたしは自覚症状がでる前に、生活習慣が乱れたりストレスを強く感じたりという状態をになっていたので、おそらく胃腸の調子が悪くなっていたのだと思います。

就寝前には、なるべくお水以外は口にしないようにして、できるだけ12時前に寝るようにしました。そうすると、つねに胃のあたりにあったモヤモヤが晴れるような気がしましたし、お通じも良くなりました。

12時前に寝ることでストレスも緩和されて、自律神経が整ったということもあるかもしれません。胃腸のはたらきは副交感神経がコントロールしているので、ストレスの緩和は重要な対策です。

これらのことが、舌苔に影響したのだと考えています。

よく噛んで食べて唾液を分泌させる

ふたつめが、食事のときに「よく噛んで食べる」です。舌苔ができる理由のひとつに、口の中が乾いた状態になっていること、つまり唾液不足の状態があげられます。

唾液が不足することで、舌の表面についた汚れを除去できず、結果的に舌苔が増えてしまう原因をつくっているということのようです。

わたしは以前はよく噛むようにしていたのですが、最近は時間がなく、食事を早くすませるために噛む回数が減っていました。そこで、きちんと食事の時間をもうけて、意識的によく噛むようにしました。

具体的には、最初のひと口目に50回噛みます。噛みすぎ、と思うかもしれませんが、食べているあいだずっと意識するのは疲れるので、はじめに多めに噛むようにしたのです。

そのあとは、ひと口あたり20回噛むようにしました。たまに忘れてしまうけど、気付いたときにはしっかり噛む、ということを繰り返しました。また水分もひんぱんに摂るようにしました。それによって、ずいぶんと唾液が分泌されるようになったと自覚しています。

唾液不足は口臭の原因とされているので、舌苔がなくても唾液の分泌には気をつけたいところです。

3日間で舌苔が減った

上記、ふたつの対策をうっただけで、わたしの舌からは舌苔が姿を消しました。舌ブラシによる直接的な方法や、そのほかのケアは一切おこなっていませんが、舌苔は見事に減ってくれました。

個人的な体質も関係しているでしょうし、なにかほかの要因がからんでいる可能性もあります。あくまで個人的な体験談として考えてもらえればと思いますが、実際に有効な手段のひとつであるとも思います。

もし舌苔ができて困っている場合は、上記の方法を試してみてくださいね。もしかしたら症状が改善するかもしれません。

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